家族の絆を紡ぐ宿 〜「前の家 おさき」が目指す宿のあり方〜

熊野

皆さま、こんにちは。「前の家 おさき」オーナーの熊野です。
昨年3月に一棟貸しとしてオープンして1年が過ぎました。

今回は、これまでの経験を通してたどり着いた「前の家」が目指す宿としてのあり方についてご紹介します!

目次

「家族の思い出、絆を紡ぐ宿」でありたい

前の家が目指すものは、「家族の思い出と絆を紡ぐ宿」です。

宿泊やここでしかできない体験を通して、ご家族の思い出や絆がゆっくりと紡がれていく――そんな空間にしたいと願っています。実際、お越しくださった方から「家族の会話が増えた」「深い絆を感じた」という言葉を頂戴することが多く、私たちの目指す場所が確かに息づいていることを実感しています。

もともと曾祖父が呉服屋として開業し、人が集い語らう場所だった前の家。一棟貸しの宿として再生したのも、“人と人を繋ぐ家”としてのDNAを残したいという思いからでした。

寄り添い、気づき、手を差し伸べるおもてなし

熊野

ここからは「家族の思い出と絆を紡ぐ宿」としてのおもてなしについてご紹介します♪

「こんな宿泊体験ははじめて!」「また別の季節も訪れたい!」と嬉しいお言葉をいただいている「前の家」一般的なホテルや一棟貸しと比べて以下のようなポイントが違うと自負しております。

事前対話で安心のステイ

ご予約後にはLINEやメールで事前にやり取りを重ね、ご家族の人数や、旅のスタイル・目的を伺います。

その上で、最適なアドバイスをお届けし、不安や期待も含めて丁寧に寄り添うことを大切にしています。なにかご相談などがあれば、お気軽にご連絡ください。

美しい景色に美味しい食べ物…淡路島の“ローカルにふれる体験”をご提案

淡路島西海岸の魅力は、海・山・畑がすぐ近くにあること。

「前の家 おさき」では、宿主である私がガイドとなって、農家さんや地元の人しか知らない絶景をめぐる「朝の散歩」や、近隣の農園などから購入したとっておきの食材をいただける朝食をご用意しております。

磯の香り、日の出や日の入り、潮の満ち引きといった、普段はなかなか気づかない自然をじかに感じていただけたらと考えております。

お子さまからお年寄りまで、誰もが安心できる滞在空間をご提供

「前の家 おさき」には、子ども向け絵本コーナーや、体の不自由な方にも快適に滞在いただける設備(写真は、介護が必要な方向けの「シャワーチェア」や「浴槽滑り止め」、ゴム付きの「浴槽椅子」です)を整えています

また築100年以上の建物を活かしつつ、お風呂(TOTOの「シンラ」)やベッドマットレス(エアウィーヴやコアラふとん)にはこだわりをもち、快適さも追求しています。実際に滞在されたお客さまからも「マイクロバブルや肩湯機能が気持ちよかった」「熟睡できた」などのコメントをいただいております。

宿泊に不安がある方は、ぜひ事前にご連絡ください。できる限り快適な宿泊環境を整えて、お迎えできるようにいたします!

築100年の伝統を残しつつ、快適さも追求した空間づくり

玄関を潜ると、お香の香りと生け花がふんわりと出迎えます 。

リビングには着物を再利用したランプシェードや桜の一枚木の框など、かつての呉服屋の面影が各所に残り、親子三世代で語り合う場にぴったりです。

またBBQ・ピザ釜・プロジェクターといった設備もそろえ、家族で楽しむ特別な時間をご用意しています

「絆」と「日常の延長」を楽しみませんか?

「前の家 おさき」は、単なる宿ではありません。曾祖父が築いた“人が集まる場”という歴史を受け継ぎつつ、ご家族の大切な時間が自然と紡がれていく場所であり続けたい――そんな想いから、私はこの宿を育てています。

関西圏からも約1時間のアクセス(神戸・三ノ宮から直行バス 約1,620円)で気軽に訪れていただけます。

皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

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この記事を書いた人

「前の家 おさき」のオーナー。2024年に、両親から受け継いだ呉服屋の建物を残したいという思いから、一棟貸しとして「前の家 おさき」をオープンしました。趣味は、写真撮影です。一棟貸しを通して、いろいろな方とお会いできればと考えております。気になることがあれば、いつでもお問い合わせください!

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