定年退職を迎えた一年前、空き家になっていた家をリフォームしようとプランを考えていく中で、母からこの家にまつわる物語を聞きました。
この家の起源は、約100年前に曾祖父の森蔵(もりぞう)が呉服店を開業したことにあります。
森蔵の「モ」の字が呉服店の屋号となり、宿として生まれ変わった現代でも受け継ぐ事にしました。
私の一言で残った「前の家」
「前の家」の歩んできた物語を知った事で、私のこれからの残された時間を、大好きな故郷、尾崎の素晴らしさを、みんなに知ってもらうために使おうと思いました。これからも、今までと同じように様に人々が集い、人と人とを繋ぐ家として利用してもらいたいと願っています。
「前の家おさき」はそこに集う人達を紡ぐ一棟貸の宿泊施設を目指します。
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